メキシコのメキシコシティ、モンテレイを拠点とし、日本では目黒区青葉台事務所を構えるクリエイティブスタジオ「Anagrama」。様々なクライアントの依頼を受け、数多くのブランディングを行っている。今回はそんな彼らが手がけた本格派の本格派の豆とチョコレートブランドのブランドManos de Cacaoのブランディングをご紹介。
ロゴは異なる2つの幅の書体で構成されている。シンプルで高級感があり、かつ印象に残るロゴ。
耕運機から包装業者まで、マノスデカカオのチョコレートの制作工程では手作業が重要で、すべてのプロセスに強く関連していることから、アイコンは手の要素を強く強調している。マノスデカカオの物語を表現しているシンボルとなっている。
パッケージはエッジの強調された箱を使用し、抽象的なチョコレートのグラフィックをプリント。それぞれのグラフィックにも手作業的要素が垣間見える。その上に商品の内容が表示されている白のステッカーが貼ってあり、一番最後の工程でロゴやマーク部分に金色の箔押しをほどこしている。手作業など多くの工程を経てつくられているチョコレートのこだわりがパッケージにも反映されている。